赤毛のアン

子どもが赤毛のアンの簡易版の本を読んでいることを知り,アニメの赤毛のアンを一緒に観たくなり,悩んで悩んで初めてブルーレイディスクを購入した.

赤毛のアンは子どもの頃にアニメでやっており,チョコレートキャンディーしか記憶にないほどあまり興味が無かった.

それが大学生の頃,偶々夕方の再放送を観てからはまり,貧乏学生だったのに画集を買ってしまうほど好きになってしまった.

なぜアンにこんなに共感できるのか当時はわからなかったが,今思うと,主人公のアンが田舎者で,変わり者で,孤独だったのに,成長とともに色んなものを自分の力で獲得していく過程が自分自身と重なるところが大きかったんだと思う.

さらに子どもがいる今なら,マシュー・マリラの視点で作品を観られるようになり,痛いほど二人の気持ちがよく分かる.

アンにとってマシュー・マリラは勿論必要だったが,子どものいなかった二人にとっても,欠けたものを得るためにはアンは必要不可欠だったのだ.

昔を思うと今子育てをしている自分が信じられないが,子育てをしているからこそ,もう一度人生を生き直し,学び直していることも強く感じる…

仕事やその他で色んなバランスが取れずに,全てを投げ出したくなってしまう時がよくあるが,もしマシュー・マリラの気持ちを忘れないでいられるのなら,何とか乗り切れるのかな…とも思う.

 

歳を重ねると段々心が動かなくなり,以前のような気持ちで赤毛のアンを観られるかがとても不安だが,全50話,子どもと一緒に観ていきたい.

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